「治せない病気」を
治すために
Topics
- 2024.10.31 論文掲載 & プレスリリース
- 2023.12.12 スタッフ(秘書・事務職)の募集について
- 2023.11.28 論文掲載
- 2023.10.06 学会賞受賞(日本臨床化学会)
- 2023.09.01 英語版サイト開設
- 2024.10.31 論文掲載 & プレスリリース
- 2023.12.12 スタッフ(秘書・事務職)の募集について
- 2023.11.28 論文掲載
- 2023.10.06 学会賞受賞(日本臨床化学会)
- 2023.09.01 英語版サイト開設
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Update
- 2024.11.29 雑誌「Kedici」に掲載
- 2024.11.11 講演情報 第56回九州人工透析研究会総会
- 2024.10.31 論文掲載 & プレスリリース
- 2024.10.25 学会発表
- 2024.10.25 学会発表
IAM設立のお知らせ
私たちは、20年以上前にAIMを発見して以来その研究を続けてきた結果、AIMが、体の中から出てその蓄積が多くの病気の発症・増悪の原因となる様々な「ゴミ」を掃除する、非常に大切なタンパク質であることを明らかにしました。そして今、腎臓病や脳疾患を始めとする、これまでに治せなかった病気をAIMによって治せるようにすべく、AIMの創薬研究を推進しています。
こうした創薬研究に加え、診断薬、サプリの開発、さらにAIMの基礎研究等、AIM研究をトータルで大きく加速させるために、私たちは一般社団法 AIM 医学研究所 (The Institute for AIM Medicine:略称 IAM) を発足させ、2022年4月からIAMにおける研究に専念することに致しました。私、宮崎は、3月末をもって大学を離れ、代表理事・所長としてIAMに専任し、現在の研究室のメンバーもIAMで私と共にAIM研究を続けます。
IAM設立の最も大きな動機の一つは、一刻も早くAIMネコ薬を完成させることに他ありません。非常に多くのネコが腎臓病を患い、それが原因で死亡してしまう重要な原因が、先天的にAIMが働いていないことであることを見出して以来、AIMネコ薬の開発をヒト薬に先行して進めて参りました。多くの報道でもご承知のように、一時断念もやむない状況にありましたネコ薬開発ですが、2021年夏に、大変多くの皆様からAIM研究、特にネコ薬開発に対する絶大な応援と非常に多額の自発的なご寄付をいただき、それがAIMネコ薬創薬を再度前進させる大きな力となりました。そのご期待に応え、できる限り速やかにAIM ネコ薬を世に出すべく、IAMを立ち上げ、ネコ薬のための研究にもさらに注力することを決意した次第です。これまで一般の皆様方から東大基金に寄せていただきました寄付金は、引き続きAIMネコ薬を中心とした研究開発のために大切に使わせていただく所存です。IAMへの新しいご寄付の受付け方法等は、整いました後改めてご報告させていただきたいと存じます。
IAMにおきましては、先行するAIMネコ薬と、それに続く、現在国の研究課題として進めておりますAIMヒト薬の開発を2つの柱とし、ネコでもヒトでも、今まで治せなかった病気をひとつでも治すことができるよう、スタッフ全員一丸となってこれまで以上に研究に尽力することをお約束いたします。今後もどうか、私たちのAIM 研究を応援していただけますよう、心よりお願い申し上げます。
2022年1月
IAM代表理事・所長 宮崎 徹